アブセックNews!

<< November 2005 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

アブセッククラブ2005.11.24

※ アブセッククラブ ※

【11月24日】話題:インストラクション技術・・宮村さん
        ・第4木曜日(11月24日) 担当 樋口 豊

研修会の成否を分ける要素の一つに、講師のインストラクション技術
と、質疑応答などのファシリテーション技術があげられる。

今回は、そのインストラクション技術について、宮村氏ご自身の経験をまとめ、お話しされた。概要は次の通り。

研修会をシステムとして捉えることが肝要。
研修会の狙いはインプットである「多様なニーズを持った人」を研修会を通じて、アウトプットである「知識を修得し、実務に活かそうとする人」に変身させることである。

そのため、準備段階としては研修会の目的と目標を明確にすること。
テキスト作成段階では先ずレジメで理解して欲しいポイントを明示すること、本論で修得して欲しい知識・技法を述べた上で、身近で有効性が大きい事例を示すこと、そして理解度を確認する問いかけを行うことである。

テキストの形式は文章形式とプレゼンテーション形式(スライド)があるが、後者が一般的。
スライドで使用するフォントは原則としてゴシック体、文字の大きさは20〜28P位。文字や図の色も重要な要素である。
実施段階に入り、【姿勢】【動作】【視線】【話し方】がポイントとなる。

【姿勢】背筋を伸ばし、手は真横、足は肩幅に開いて立つ。
【動作】動き回ったり、直立不動は困る。ボディーランゲージは聞き手に注目される。スクリーンの指し方は指し棒使用が無難。
一瞬スライド画面を真っ暗にする手法(ブラックアウト)も受講者の注目を集めたい時に効果的。
【視線】受講者の様子を確認するために視線は会場に向け横Zの字を書くように回すと良い。
【話し方】講義開始前に深呼吸したり、一口水を飲んで気持ちを落ち着かせる。また本人及び聞く人の緊張をほぐすために最初に「Ice Breaking」を行うと良い。最後に評価である。
主観的には自己評価表を作成する。
客観的にはアンケートが一般的である。                        

【12月の開催予定】

・第1火曜日(12月 6日) 担当 鈴木泰一郎 
 「話題」:あなたの出身地、出身部族がここまでわかる・・・山崎さん

・第2木曜日(12月15日) 担当 矢崎仁一
 「話題」火災保険について・・・・・・・・比田井さん 
  
・第3火曜日(12月20日) 担当 定木直人
  「アブセッククラブ忘年会」

・第4木曜日(12月29日) お休み

次回のアブセッククラブ

【12月 6日】話題:あなたの出身地、出身部族がここまでわかる・・・山崎さん
       ・第1火曜日(12月 6日) 担当 鈴木泰一郎
- | -
1/1