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アブセッククラブ2006.11.21

※ アブセッククラブ ※

【11月21日】「話題」アニメの話・・・・・成田伸博さん
     ・第3火曜日 担当 定木直人 

 歴史的に見れば、わが国にアニメがはいって来たのはアメリカから(1906年に原型となる第1作が世に出る)で明治時代の後半になる。
 その後セル画の考案で発達し、長編のアニメが作られるようになりディズニーの成功でアニメーション映画は大衆文化の一つとして認められ、日本にも大量に導入される。

 一方わが国では戦後、東映の動画として盛んに作られるようになり、ついで手塚治虫の登場となる。さらに松本零士、宮崎 駿と続き日本のアニメは世界的にトップレベルとして認められるようになった。
 ただ最近は国内ではTVアニメは低調で、海外(特に東南アジアなど)に販路を広げている。日本的(あるいは古典的)な抒情やコミュニティ意識が意外にわが国以外に受け入れられているようである。
 また、アニメは言葉あるいは文字との組合わせとして様々な表現力の多様性が認識され、広告、企業などや大規模工事等のPRツールとしても取り入れられて、コンテンツ産業にも領域を広げている。

 埼玉県には虫プロや宮崎駿の拠点があり、アニメ関連のコンテンツ産業に県としても力をいれている所である。
 本日の講演者、成田さんは、長年勤めた職場のリタイヤ前後にアニメ製作会社の幹部と知り合い、会社経営にかかわることになった経緯から、思わぬ不思議世界の話を聞くことになりました。
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