2013.10.20 日曜日

現場改善としての5S改善活動推進

今回のホームページのテーマは、5S改善活動の推進です。 5S改善活動に馴染みがない方もいると思います。そこで、セルプが取り組んでいる5S改善活動現場を紹介する前に、簡単に5S改善活動の説明をしておきます。
5Sとは、整理・整頓・清潔・清掃・しつけの頭文字、Sを取ったものです。これに、安全を加えて、6Sとする人もいます。一般に、会社や事業の活動における、土台部分と考えると、よいと思います。言い換えれば、そこの風土とかそこに働く人の気持ちの現れといって、良いと思います。ですから、良くて当たり前と思う5Sが、その会社や事業状況の良し悪しを判断できるものになります。逆に5S状態の悪い所は、何をやってもだめと極論しても、良いかもしれません。
5S改善活動の進め方は、手順が大変大切です。 整理・整頓・清掃:3Sを、清潔・しつけに優先するのが、一般的です。 整理と整頓の間に清掃を入れて3Sとし、「見える化」を進め、あるべき姿の「標準化」を入れます。 中には、単純に整理・整頓:2Sをまず進める場合もありますが、継続性に問題が出る場合が、多いようです。
更に、大切な点を付け加えれば、改善活動をやって良くなったのか、有効だったのかを明らかにする為、5S状態を評価し、みんなでその評価結果を共通に持って、取組むことが活動継続のカギとなります。この評価には、一般に、あるべき姿から見た、5Sチェック・シートを使います。実際に活動を進める場合は、整理における要否基準や不急判断の基準なども必要で、活動の前提として設定しておく必要があります。

 講釈はこのくらいにして、実際に我々のセルプで進めている、5S改善活動を紹介します。「ひだまり」の作業現場の5S改善活動を皮切りに、「こぽす」から「ぷちとまと」へと、拡がっています。
 まずは、活動を理解してもらい、全員がその気で取り組んでもらう為、キックオッフ式職員を対象とした5S研修会を実施しました。同時に、改善前の状態を、5Sチェック・シートで評価しておきます。 写真は、こぽすでのキックオフ式の模様です。
5S研修会
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