●ブールドネージュ加工工程の改善事例
ぷちとまとの新開発クッキー「とまとのブールドネージュ」が完成し、好評の内に販売が進んでいます。このクッキーは、高級菓子で美味しいのですが、加工工程で手のかかる作業があり、量産しずらい商品となっていました。
今回は、アブセックの得意とする「ものつくり改善」の技術で、この工程ネックを改善した事例を紹介します。
この工程は生地を計量し、丸める工程です。手順は、①配合し撹拌した生地をサジで取って計量する。(職員作業)、②1個11gづつになるように加減する。(職員作業)、③これを手で丸める。(利用者作業)です。
施設担当者から、この加工工程に手がかかっている、作業不具合の情報を聞き、改善に取り組みました。 まず、不具合内容を分析しました。
<作業の不具合点>
①生地を計量する為、時間がかかった。
②重量を調整すると、生地に、空洞ができやすい。
③丸めるのに時間が掛る為、手の熱で生地から油が出てしまい、油っぽくなる、
又、形状が平たくなる。

今回は、アブセックの得意とする「ものつくり改善」の技術で、この工程ネックを改善した事例を紹介します。
この工程は生地を計量し、丸める工程です。手順は、①配合し撹拌した生地をサジで取って計量する。(職員作業)、②1個11gづつになるように加減する。(職員作業)、③これを手で丸める。(利用者作業)です。
施設担当者から、この加工工程に手がかかっている、作業不具合の情報を聞き、改善に取り組みました。 まず、不具合内容を分析しました。
<作業の不具合点>
①生地を計量する為、時間がかかった。
②重量を調整すると、生地に、空洞ができやすい。
③丸めるのに時間が掛る為、手の熱で生地から油が出てしまい、油っぽくなる、
又、形状が平たくなる。

<改善後の作業>
①配合し撹拌した生地を30mm径の棒状にする(職員作業)
②新作した生地切断治具で、棒状の生地を押し切り、厚さ15mmの円盤を作る。
(利用者が可能な作業)
③これを手で丸める。(利用者作業)
<作業や品質の改善結果>
①生地を計量する手間は、10個に1個の抜き取り検査に変える事が出来た。
②重量の加減作業が無くなり、空洞のない円盤状の生地を丸める為、空洞が
できにくくなった。
③丸め作業が簡単になった為、丸めの時間が短く、食感が改善された。
④形状がボール状になった。
※発想のポイントは、『重量を測り・調整する作業』⇒『径30x厚15mmの円盤で重量を保証できるようにした』
<改善の効果>
①油っぽいとか空洞による食感の不具合が改善できた。
②利用者ができる作業が増えた。
③作業性の改善により、量産できるようになった。
④不具合の明確化から、改善を導く手法を指導できた。
今回の紹介で、施設の皆さんの職場での、改善活動に役立つと良いと、思います

①配合し撹拌した生地を30mm径の棒状にする(職員作業)
②新作した生地切断治具で、棒状の生地を押し切り、厚さ15mmの円盤を作る。
(利用者が可能な作業)
③これを手で丸める。(利用者作業)
<作業や品質の改善結果>
①生地を計量する手間は、10個に1個の抜き取り検査に変える事が出来た。
②重量の加減作業が無くなり、空洞のない円盤状の生地を丸める為、空洞が
できにくくなった。
③丸め作業が簡単になった為、丸めの時間が短く、食感が改善された。
④形状がボール状になった。
※発想のポイントは、『重量を測り・調整する作業』⇒『径30x厚15mmの円盤で重量を保証できるようにした』
<改善の効果>
①油っぽいとか空洞による食感の不具合が改善できた。
②利用者ができる作業が増えた。
③作業性の改善により、量産できるようになった。
④不具合の明確化から、改善を導く手法を指導できた。
今回の紹介で、施設の皆さんの職場での、改善活動に役立つと良いと、思います
