2009/02/06(金)e-中小企業ネットマガジン 2/10号

“溶接現場の経験を生かし、優良企業に成長”
◆もの作りメーカーの生産技術者が、独立して会社を立ち上げるケースはままある話である。
しかし成功して会社を何十年も維持していくのは、そう多くはない。現場をよく知っている技術者が、起業して現場で使いやすいマシンを作るという立場は同じ。一体どうすれば勝ち組に入ることができるのだろうか。

◆中堅建設機械メーカーで溶接の生産技術員として勤務していたラインワークス(千葉市)の田村修二社長は、溶接現場の過酷な作業環境を前に「溶接の自動化時代が必ず来る」と確信していた。
1981年の創業当時の話だ。まず、この強烈なモチベーションが同社を大きく成長させる最初のきっかけになる。
 その後、溶接支援ロボットやポジショナーなどの設計、製造、販売で業界をリードする企業になっていくのである…
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