2019/08/05(月)第9期【聚正義塾】第7回講座『財務戦略決断ゲーム(3期分) 』を実施しました

第9期『聚正義塾』第7回講座(2019年8月3日(土)開催)は、(株)Mapイノベーション 代表 本橋 聡氏を講師に迎え、「財務戦略決断ゲーム(3期分)」を実施しました。

◇講座内容
経営シミュレ ーションゲームとして"うどん屋さん(法人)" を経営し、 自己資本経営に導いていくゲームを実施。ゲームを通じ経営の意思決定が財務に与える影響を学び、戦略財務マネジメントを向上させる事を目的とした人材育成研修を行いました。

>>受講生の各班ごとのレポートを文末に掲載しています。


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◇受講生の報告
1班
この“うどん屋さん”経営趣味レーションゲームは『聚正義塾』第2回の講座でも行いました。その時は1期分のみで終わり、物事に対して経営者の判断が財務に与える影響が大きいことを教わりました。

その後、田中靖浩氏の4回の会計講座で会計の歴史やBS、PL、CFについて学び、今回の講座では3期分の経営シュミレーションゲームを7時間の講座で行いました。

経営安全率10%以上、自己資本比率60%以上、借入当座比率200%以上というゲームクリアの条件が設定され、3期分行ったことにより、目標に対して逆算の数字を計算するということが前回との大きな違いでした。
これは、会社の5年後のバランスシートを想像して経営すべきという田中氏の講座で行ったことを、数字でより具体的に学ぶことができました。

安く仕入れて高く売れば経営は大丈夫といったどんぶり勘定は、客数や客単価や資金繰りが全て上手くいった場合のみに成立することで、決算書から経営改善を行う場合に、利益は結果ではなく、意図して生み出すことが大事で、その準備がなく経営判断をすることは適正な判断を生み出さないと感じました。今後の経営に生かしていきたいと思います。

2班
5月の講義ではうどん屋さんを1期分経営したが、今回の講義においては3期分うどん屋さんを経営した。第2回の講義同様に売上カード、原価カード、固定費カード どれか1枚を引きカードの内容を見た後に20秒以内にカードに書かれた内容を実施するかの有無を決断する。

【所感】5月の講義と違い、3期分うどん屋さんを経営するので1つの判断が今後の経営を左右するというのを実感した。また、引くカードも今後を左右することがわかった。原価カードと売上カードを交互に引くことで売上と収益の上昇を狙うことが大切であると実感した。

今回の講義により、電卓を使わずに頭の中で計算する能力を身につけることができた。
途中、本橋先生の的確なアドバイスを頂きながら財務戦略ゲームを行ったので選択のミスを少なく抑えることができた。

2回にかけて行われた財務戦略ゲームを通して、経営をするというのはとても大変であると実感した。会社の倒産防止、売上と収益の上昇を目指すには、経営に対する知識と判断能力を表面上の知識だけでなく奥深く学習することは不可欠であるとわかった。

私は事業者の経営を支援する仕事をしているので、経営に対する知識を残りの聚正義塾の講義を通してしっかり身につけていきたいと思う。

3班
経営シュミレーションゲームとして【うどん屋さん(法人)】を経営し、自己資 本経営に導いていくゲーム。ゲームを通じ経営の意思決定が財務に与える影響を 学び、戦略財務マネジメントを向上させることを目的とした人材育成研修

1.うどん屋さんゲーム
銀行への返済も含めた利益計画をしていくことで会社のキャッシュフローを改善していく。簡単なことのようで出来ていない企業が多くあるのが現状ではないのかと思います。経営に必用な判断を根拠のある意思決定をできるロジックを学びとても自社に持ち帰れる講義でした。 ゲームは判断だけで基準をクリアできるのではなく、引くカードの内容がかな り響くので判断に間違いはなくも倒産に追い込まれるといったゲーム性も悲しくもありユニークで良かったです。

4班
経営シュミレーションゲームとして「うどん屋さん(法人)」を経営。
自己資本経営に導いていく。利益目標達成のポイントを学ぶ。
ゲームを通じ経営の意思決定が財務に与える影響や戦略財務マネジメントを向上させることを体験。

<目標>
企業の営益目標達成に貢献できる人材の育成

<効果>
・損益とキャッシュフローとの違いを理解
・正しい利益計画の立て方を身につける
・収益構造の違いによる最適な経営戦略を理解し仕事に活かせる

ゲームクリア条件
1.自己資本比率60%以上
2.当座比率200%以上
3.経営安全率10%以上

売上カード・原価率カード・固定費カードから1枚引いて、カード記載内容を実施するか実施しないか決定する(制限時間20秒以内)

⇒限られた時間の中で決定することの難しさと財務に与える影響を体験できた。
また、回数を体験するごとに判断基準を学べた。
1年に4回意思決定があったがあっという間だった。
リアルに数字にこだわり、お金の流れを強く意識した。
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