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~「社員の幸せ」が最大のミッション~
◆弁当やケーキの持ち帰り用から精肉・魚介類の配送用まで、さまざまな食品の鮮度を保つために用いられる「保冷剤」。そして、工場などの作業 時に水や油、寒さなどから手を守る「作業用手袋」。この一見何の関係もない二つの製品の製造・販売を半世紀以上、手がけてきた企業がある。山 川大輔・現社長の祖父が1956年(昭和31年)に創業した三重化学工業(三重県松阪市)である。
~秋田の銘酒を支える現代の名工とDX~
◆卓越した技能を持ち、他の技能者の模範となる者として表彰する今年度の「現代の名工」150人が11月に発表され、そのなかに秋田の銘酒「高清水」 で知られる秋田酒類製造(秋田市)の杜氏、加藤均さんの名があった。
加藤さんは25歳で同社に入り、以来40年以上にわたって酒造り一筋。同社の御 所野蔵の初代杜氏を務めており、御所野蔵で加藤さんが手掛けた「高清水」は今年5月、全国新酒鑑評会で金賞を受賞。これで18年連続20回目の受賞と なり、単独の蔵・杜氏としての連続受賞記録を更新した。
~通販・自販機に活路見出す~
◆新型コロナウイルス感染症の拡大を逆手に取り、通信販売や自動販売機といった新分野に進出して、業績を伸ばした企業が宮城県にある。後継者が不 在だった1945年(昭和20年)創業の老舗パン粉メーカー、金久商店から営業譲渡を受け、2014年に設立・営業を始めた「かね久」(仙台市若林区) である。