2021/12/09(木)e-中小企業ネットマガジン 12/8
~安定感のある「三」と女性目線の「彩り」で発展を期待~
◆清流・仁淀川(によどがわ)の水の恵みを受けて栄えた1000年の紙の町・高知県土佐市に本社を置く三彩(さんさい)は、土佐和紙の生産技術を活用した不織布を 用いて、美容や調理、生活関連の商品の企画開発・販売を行っている。同社の商品は、「高知家のいい物・おいしい物発見コンクール」非食品部門の大賞や 高知県地場産業大賞の奨励賞を受賞するなど、その品質の高さには定評がある。最近では、浅尾沈下橋(あそおちんかばし)など仁淀川流域が舞台として数多く 登場するアニメ映画「竜とそばかすの姫」とのタイアップ商品を販売し、話題となった。
2021/11/25(木)e-中小企業ネットマガジン 11/24
~エアー遊具からコロナ対策商品誕生~
◆遊園地や観光施設、大型商業施設、イベント会場などで子どもたちに大人気の遊具施設。なかでも空気を入れて膨らませるエアー注入式の大型遊具や迷路、 プール、ウォータースライダーなどは、夏休みや年末年始といった限られた期間中でも、低コストに開設・運営・撤収することができるメリットを持つ。この エアー注入式遊具を主力商品に、業容を拡大してきたのがワン・ステップ(宮崎市) である。
2021/11/18(木)e-中小企業ネットマガジン 11/17
~「地域と共に」を合言葉に地域の発展に尽くす中小企業応援士~
◆中堅・中小企業が大手に勝つための戦略の一つが地域密着といわれるなか、「地域と共に」を合言葉にしているのが西光エンジニアリング(静岡県藤枝市)だ。 同社は工場を持たないファブレス型の企業で、資本金や従業員数など企業規模の拡大は目指さない。かわりに、キラリと光る技術を活かしてニッチな分野で トップを目指すとともに、地域の発展に尽力しようという「マイクロビジネス型の地域企業」を経営目標に掲げている。
2021/11/04(木)e-中小企業ネットマガジン 11/3
~BCP策定で経営力を強化する印刷会社~
◆事業継続力強化計画(BCP)が注目されている。災害など緊急事態が発生したとき、企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画で、 国が策定を提唱しているが、近年多発する地震や台風などの自然災害に加え、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、万が一の際にも自社の事業が続けられるよう準備しておくことの重要性が実感を伴って認識されつつあるようだ。
2021/10/27(水)e-中小企業ネットマガジン 10/27
~従業員の結束力で成長する会津の漆器店~
◆福島県会津若松市の株式会社三義(さんよし)漆器店は、1935年に初代社長の曽根義雄氏が会津漆器の塗師として個人創業し、1965年に法人化した。地元伝統 の会津漆器をはじめ、電子レンジや食洗機に対応した樹脂製漆器などデザイン性と機能性に優れた食器類の製造・販売を行っている。