2020/07/30(木)新型コロナウイルス感染症対策「マル経制度」のご案内

新型コロナウイルス感染症対策「マル経制度」

対 象

新型コロナウイルス感染症の影響により、最近1カ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少している方

融資額

別枠1,000万円

利 率

当初3年間… 特別利率(1.21%)-0.9%(別枠の1,000万円以内)

4年目以降… 特別利率(1.21%)

※利率は、R2.7.1現在

返済期間

  • 運転資金 7年以内(3年以内据置可(別枠の1,000万円以内))
  • 設備資金 10年以内(4年以内据置可(別枠の1,000万円以内))

利子補給

期間は借入後当初3年間

お問合せ

上尾商工会議所  TEL: 048-773-3111

2020/07/30(木)新型コロナウイルス感染症による 会員企業への影響等に関する調査報告(令和2年7月)

上尾商工会議所では、新型コロナウイルス感染症の影響により、市内企業の事業活動に大きな影響が出ていることを鑑み、会員企業を対象に再度、アンケート調査を実施しました。

調査期間:令和2年7月1日~10日

調査対象:1679社

回答企業数:366社

回収率:21.8%

業種内訳

建設業 91社(24.9%)、製造業 78社(21.3%)、サービス業 77社(21.0%)

小売業 63社(17.2%)、卸売業 18社(4.9%)、飲食業1 7社(4.6%)、運輸業 9社(2.5%)

その他 13社(3.6%)

前年同月比(3・4・5月)の業績について

すべての業種の総計で、「大幅に減少した」約46%と「やや減少した」約35%を合わせると、80%以上の企業で前年より業績悪化となっています。

とくに目を引くのは飲食業で、8割以上の企業が「大幅に減少」と回答しています。次いで、卸売業の約61%、小売業の50%、製造業の約47%が大幅減少となっています。

その反面、運輸業については、最も多かった回答が「やや減少した」約56%で、大幅減少は約22%にとどまりました。ほかの業種と比較しても、減少幅が少なくなっている傾向がみられます。

本年7月以降の業績について

7月以降の業績については、全体の約8割(大幅減少:約38%、やや減少:約40% )が減少見込みと答えており、第2波の影響で活動自粛等の措置が講じられると、減少幅も増加すると思われます。

「大幅減少見込み」と「やや減少見込み」の回答を合わせると、業種別では、飲食業が約94%、卸売業と運輸業がともに約89%、製造業が約87%の順で割合が多く、全体的に3~5月のときよりも7月以降の業績悪化を懸念している結果となりました。<下図参照>

令和2年7月以降の業績について(新型コロナウイルス感染症による会員企業への影響等に関する調査報告)

第2波・第3波の影響に向けた対策について

すべての業種で、「衛生用品の備蓄」と「ソーシャルディスタンスの確保」の回答が上位を占めており、感染拡大防止に向けた基本的な対応はとれているようです。

全体では、「衛生用品の備蓄」が約27%、「ソーシャルディスタンスの確保」が18%となりました。

次いで多かったのは「イベント・懇親会の禁止」約10%で、コロナウイルスが終息しない限り、飲食業等にとっては厳しい状況が続きそうです。

また、新しい働き方への取り組みについては、全体で「テレワーク(在宅勤務)」は約4%、「会議のオンライン化」は約6%にとどまり、業種別で10%を超えたのは、卸売業の「会議のオンライン化」約13%のみでした。

今後必要な支援策について

全体では、「税制の優遇措置」約26%、「無利子・低利子などの資金繰り支援」約22%、「専門家によるアドバイス支援(経営相談・補助金等支援)」約14%が上位を占め、3項目合計で6割を超える数値となり、先行きを見据えての支援策が必要となっています。

給付金や支援金等は一定の目途がつきましたが、今後予想される第2波・第3波による活動自粛等によっては再度収入減になる恐れもあり、資金繰り支援を望む意見が目立ちました。

一方で、売上増加を目指すべく「取引先紹介や販路開拓」を望む声もあり、商工会議所では専門家を活用した事業を今後予定しています。

その他、企業から寄せられたおもな意見・要望

  • 仕事が全くなく、県・市・商工会議所の補助金支援を全力でお願いします。
  • 緊急事態宣言後、急に来店客数が激減。今後が心配。専門家をお願いしたい。
  •  現状コロナによる影響は少ないが、長い期間による受注減については予測がつかない。1、2年後の業績について不安がある。しかし、同時に雇用の拡大も進めていかなければならない。
  •  製造の中でも、当社の工場用設備機器関連の部品製造はこれから本格的な落ち込みが始まる。今年度第1四半期の営業活動が全くできていないため、第2四半期は最悪の受注状態になる。
  •  持続化給付金の要件、売上減少率を30~40%程度にしてもらうと申請ができる。要件を緩和してほしい。

 

新型コロナウイルス感染症により、市内企業の事業活動に多大な影響が出ています。

一旦は終息に向かう兆しが見えて緊急事態宣言も解除になりましたが、その後徐々に感染者数が増加し、第2波への懸念が再燃しつつあります。

製造業では、3~5月の売上は前期と比較すると減少傾向でしたが、7月以降はコロナ禍の影響で消費マインドが落ち込み、高額な商品(自動車)の購入を控えることが予測され、自動車関連業種の売上減少が加速するとの意見も聞かれました。

サービス業では、年内のイベント等が中止や延期となり、コロナの終息(出口)が見えない限り厳しい状況は続きそうです。

小売・飲食業では、緊急事態宣言解除後も客足は戻っておらず、ここにきての感染者の増加は今後の事業活動への影響が懸念されます。

一方で、新規取引先の紹介や、この難局を乗り越えるための専門家からの指導等、前向きな意見も多く寄せられ、テレワーク(在宅勤務)など新しい生活スタイルを取り入れる企業も出てきています。

商工会議所では、いただいたご意見を基に、企業目線に立った施策支援に取り組んでまいります。

2020/07/30(木)『事業所向けワンストップ窓口』、令和2年8月~リニューアル

事業者の皆様の様々なお悩みを「ワンストップ」で支援する窓口を上尾駅前「上尾市プラザ22会議室」に開設

新型コロナウイルス感染症の影響により、事業者の皆様が抱えるさまざまな「悩み・課題・対策」に、各種専門家が何度でも無料で個別相談に応じます。

実績・経験豊富な専門家が事業者の皆様の経営を徹底サポートいたします!

是非、ご活用ください!

ワンストップ窓口(令和2年8月分)

>>令和2年9月のワンストップ窓口スケジュールはこちらをご参照ください

専門家 日  時

※いずれも12時~13時は除きます

内  容
中小企業診断士① 8/5~26の毎週(水)

9:30~16:30

(1回あたり60分)

国・県の補助金申請支援、資金繰り、制度融資などの経営全般に関する相談
中小企業診断士② 8/6(木)

9:30~16:30

(1回あたり60分)

経営が苦しい、事業の立て直し、事業承継
PRプランナー 8/13(木)

9:30~16:30

(1回あたり60分)

チラシ作成、商品改良、パッケージ・製品デザイン
ウェブ解析士 8/20(木)、27日(木)

9:30~16:30

(1回あたり60分)

ホームページ制作、スマートフォン、パソコンを活用した販路拡大
社会保険労務士 毎週(火)・(金)

9:00~16:00

(1回あたり50分)

雇用調整助成金、休業支援金・給付金に関する相談

※この会場で申請手続きはできません

商工会議所 経営指導員 毎週(月)~(金)

※(祝)を除く

9:00~16:00

(1回あたり25分)

持続化給付金、家賃支援給付金、資金繰り、制度融資などの経営全般に関する相談

※この会場で申請手続きはできません

家賃支援給付金・持続化給付金・経営相談

■家賃支援給付金・持続化給付金

申請にあたり、「どのような書類が必要?」「自分は給付対象になる?」 など、様々な疑問に答えます。

※ 申込み・申請はできません

※ 要事前予約

※9:00~16:00まで(正午から13時までを除く)

25分間/1事業所あたり

場所

上尾市プラザ22 会議室

(上尾市谷津2-1-50 上尾市プラザ22)

予約方法

相談日の前日(17時まで)に商工課へ電話で予約

(予約受付時間) 月~金 9:00~17:00

※祝日を除く

上尾市商工課      TEL: 048-777-4441

https://www.city.ageo.lg.jp/page/041120073001.html

お問合せ

上尾商工会議所 TEL: 048-773-3111

上尾市商工課      TEL: 048-777-4441

2020/07/27(月)令和2年6月26日(金)、「第164回議員総会」を開催しました

第164回議員総会開催

上尾商工会議所は、令和2年6月26日(金)、東武バンケットホール上尾で第164回通常議員総会を開催しました。

コロナ禍での開催となりましたが、当所役員・議員90名(委任状含む)が出席しました。

第164回議員総会-1

議事では、令和元年度事業報告書並びに収支決算報告書の承認、令和2年度補正予算(案)の承認の5議案について審議し、いずれも全員賛成で承認されました。

令和元年度事業報告については、本紙7月号でご紹介しましたが、収支決算報告は、一般会計等9会計の総合計603,947千円、繰入金49,183千円、純合計554,764千円となりました(グラフ参照)。

会計別決算規模

令和2年度補正予算(案)は、繰越金が確定したことにより、6会計の補正(総合計11,754千円の増額)を行いました。

また、総会の冒頭、日本商工会議所表彰の栄に浴された当所監事 千代田製作所 代表 金刺英雄氏に表彰状の伝達が行われました。

第164回議員総会-2当所監事・千代田製作所 代表 金刺英雄氏