地域社会の健全な発展を図るために、経営後継者には経営力強化が必須である

上尾市は、都心との交通も至便で、首都圏という大消費地に位置していること、災害の少なさなど産業の立地条件としての優位性が強みです。

この立地条件から、昭和40年代より団地や住宅地の開発が積極的に行われ人口が急増し、多くの商店街の形成や大型店の出店が相次ぎ、市内総生産550,718百万円(県内7位)まで成長してまいりました。 特に第3次産業については市内総事業所数の約80%を占め(内55% が小規模事業者)、市内総生産72.7%、従業員数では約70%を占めている都市型産業地域です。

一方で住宅都市として人口は緩やかながら増加しているものの、生産年齢人口の減少による65歳以上の比率が増加の一途を辿っております。

事業主の高齢化も進み後継者不足による廃業が目立ち、産業分類別事業所数比率で5ポイント減少しております。
そのため経営後継者育成は喫緊の課題なのです。 しかしながら小規模事業者における経営後継者の育成は、目先の業務を優先させるため後回しにされております。

経営構成者は、職人でいたいのか?経営者になりたいのか?

経営者になるのであれば、経営上の基本スキルである「会計」を身に付ける勉強を行い、地域に根ざし、地域を支え、雇用を守り、「事業の持続的発展」を第一に考える事業経営者を一人でも増やしたい。
そんな想いから、第9期聚正義塾を企画いたしました。

多くの意欲溢れる塾生が集い、自ら学び・研鑽し、次代の上尾を担う人づくり、ネットワークづくりが図られ、「事業の持続的発展」にお役に立てると確信しております。

卒業生の声

私は聚正義塾第8期に参加させて頂きました。
このようなセミナーは過去にもいくつか受けましたが、ただ講師の話を聞くだけのような受身なものが多く、その時は知識として勉強になっていてもあまり経営に活かせている実感はありませんでした。 しかし聚正義塾は毎回実践的な内容が多く、自身の会社の分析をし、経営コンサルタントからも直接アドバイスを受けることができすぐに持ち帰り経営に活かすことができました。

また、グループごとの発表や課題もあることで同じグループのメンバーとの交流も持つことができ、当時のグループのメンバーとは今でも定期的に交流を持っています。 知恵や知識の習得も大切ですが、私にとっては同じ地域で商売をする仲間との繋がりが持てたことも聚正義塾に参加して良かった点だと感じています。

第9期は「会計」をテーマとして開催されると伺い、会計をより実践的な内容で学べる機会として開催を楽しみにしております。

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