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アブセッククラブ2006.12.14

※ アブセッククラブ ※

【12月14日】「話題」上尾市の活性化について・・・太田 篤實さん
     ・第2木曜日 担当 矢崎仁一

「ブランド総合研究所」は全国アンケートによる「魅力ある都市のランキング」調査を行い、上尾市は589位(779都市)であることを報告しました。この「上尾市の魅力度」について 議論したいと考え、まず上尾商工会議所 専務理事である大田さんから上尾の現状と課題を話して頂くことになりまた。

老齢化の進む上尾市を経済データからみるとサービス業や無店舗企業が増加しているが他の事業は減少しており、かなりの企業が「政令都市さいたま市」に移り、上尾市内の消費動向も減少傾向にあることが紹介された。
続いて、下記の切り口からの上尾市活性化のための現状と課題が説明された。

1.街づくり:住民の老齢化と同時に住宅や団地の老朽化が進み、スラム化が進む可能性もあり、行政施策による道路整備、自然環境、住宅環境などの街づくりが求められる。

2.市民生活:少子化、高齢化社会での魅力度向上が求められ、犯罪の少ない町、行政サービス、の行き届いた住みよい町とする。

3.産業経済:工業基盤が整備し企業誘致をおこない、高付加価値のものづくりが繁栄する工業団地づくりは、活性化の源泉となる。
 眠っている中心市街地、商店街を揺り起こし、商・工・農の連携により上尾市活性化につなぐ。

4.観光振興:新たな観光資源の発掘や上尾ブランドづくりが考えられる。

5.行政運営:行政運営はスリム化、市民参加や民間活用を推進する。

 今回の話題に、アブセック会員の経験や知識を生かして、ご意見、アイディアを考えて頂き、次回のアブセッククラブで議論することとなりました。
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