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アブセッククラブ2005.11.10

※ アブセッククラブ ※

【11月10日】話題:自然保護とオオカミの導入(帰っておいでオオカミ!)
           −いま、森・オオカミ・人の良い関係を考える−
            ・・・有野忠良(日本オオカミ協会会員)さん
        ・第2木曜日(11月10日) 担当 矢崎仁一  

日本オオカミ協会の会員でもある有野さんがどうして会員になったかの説明があり、自然環境指導委員の立場から、食物連鎖の中で、日本のオオカミ(灰色オオカミ)が絶滅して100年が過ぎた現在、鹿、イノシシ、サルが増え、自然の崩壊の危機にあること、自然を保護するためにもオオカミを自然に戻してやる必要があること熱心に話して頂いた。

実際に奥多摩や尾瀬の自然がオオカミがいなくなって、100年の短期間に自然のバランスが崩れ、森林が荒れていっている様子やそのなかでの日本オオカミ協会の活動について、詳細な説明を頂いた。

最近ではイエローストンの成功例などが新聞で取上げられ認識が深まってはきているが、 なかなか思いどうりには進まなく苦労されて様子が伝わってきました。
明治に入って、家畜を襲うオオカミを絶滅に追い込みましたが、オオカミは人間を襲わない、こわくない、人間に親しみをもつオオカミをどうして守ってやれなかったのか残念なこと事です。

「赤頭巾ちゃんの話」や「オオカミは人間を襲うと言う話」で、間違った教育を受けた我々には信じ難いところでありますが子供の教育にオオカミの放育の意義や人間を襲わないことを優しく教えるような教本(絵本)を作ったり、官への働きかけが必要且つ重要である事などの意見が多くでました。

我々も鹿、イノシシ、サルなどに餌をやらないなど食物連鎖が崩れることによる自然の崩壊を食い止めるささやかな小さな努力を続ける事が重要であること痛感しました。

【11月の開催予定日】

・第3火曜日(11月15日) 担当 定木直人
 話題:あなたの出身地、出身部族がここまでわかる・・・山崎さん

・第4木曜日(11月24日) 担当 樋口 豊
 話題:インストラクション技術・・・・・・・・・・・・宮村さん

次回のアブセッククラブ

【11月15日】話題:あなたの出身地、出身部族がここまでわかる・・・山崎さん
        ・第3火曜日(11月15日) 担当 定木直人
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